🤲 誠心誠意 ― 「売るため」じゃない。「あなたの人生に、ちゃんと向き合うため」に動く。
~ 新築戸建専門・ひとり社長が、最後にいちばん信じている“仕事の姿勢”の話 ~
📍 正直に言います。不動産って、怖い買い物です。
金額が大きい。 わからないことが多い。 専門用語も多い。 しかも、一度決めたら簡単にはやり直せない。
だから家探しをしているご夫婦って、 表には出さなくても、心の中ではずっとこう思ってるはずなんです。
「この人、本当に私たちのことを考えてくれてるのかな」 「売りたいだけじゃないのかな」 「何か大事なこと、隠されてないかな」
……わかります。 めちゃくちゃわかります。
だって、家ってただの「商品」じゃないんです。 これから何十年も続く、家族の暮らしそのもの だから。
だから僕は、この仕事をするとき、 知識とか経験とかテクニックより前に、 いつもいちばん大事にしていることがあります。
誠心誠意。 まごころを尽くして、嘘なく、手を抜かず、相手のために動くこと。
なんだか古い言葉に聞こえるかもしれません。 でも、家みたいな大きな買い物ほど、 最後に人を安心させるのは、最新の営業トークじゃなく、この“まごころ”だ と僕は思っています。
🏠 「誠心誠意」って、要するにどういうこと?
難しく言うと固くなるので、すごくシンプルに言います。
誠心誠意って、
「この人の人生に、雑に関わらない」 ということです。
これだけです。
- 連絡を後回しにしない
- わからないことをごまかさない
- 不利な情報もちゃんと伝える
- 売れれば終わり、にしない
- 相手の立場で、何度でも考える
派手じゃないでしょう? でも、こういうことの積み重ねでしか、 本当の安心って生まれない んです。
たとえば、レストランでもそうですよね。
料理が豪華でも、 店員さんが雑だったり、 質問しても面倒くさそうだったり、 アレルギーの相談を軽く流されたら、 「もうこの店はいいかな…」 ってなる。
逆に、すごく高級じゃなくても、 ちゃんと話を聞いてくれて、 こちらのことを考えてくれているのが伝わると、 「また来たい」 って思う。
家探しは、その何十倍も大きな話です。 だからこそ、誠心誠意がいちばん効く。
👨👩👧 20代〜40代のご夫婦にこそ、必要なもの
この世代のご夫婦って、 本当に毎日いろんなものを抱えながら生きてますよね。
- 仕事の責任が増えてくる
- 子育てが始まる、あるいは真っ最中
- 教育費も気になる
- 両親のことも少しずつ視野に入る
- 将来の老後資金も、うっすら気になり始める
その中で、家を買う。 これ、めちゃくちゃ大きな決断です。
だから必要なのは、 「とにかく早く決めましょう!」と背中を押す人 じゃない。
必要なのは、
「大丈夫です。焦らなくていいです。一緒に整理しましょう」 と言ってくれる人。
つまり、 売るのが上手い人より、寄り添うのが本気な人。
僕は、そういう存在でありたいと思ってます。
🔎 誠心誠意は、「いいことだけ言う」ことじゃない
ここ、すごく大事です。
誠心誠意って聞くと、 やさしいことを言うとか、 感じよく接するとか、 なんとなく“いい人っぽい対応”をイメージするかもしれません。
でも、僕は違うと思ってます。
誠心誠意とは、言いにくいことを、ちゃんと伝える勇気のことでもある。
たとえば、
- この物件、日当たりはいいけど前面道路が少し騒がしい
- 価格は魅力的だけど、学区や生活動線を考えると微妙
- 奥様は気に入っているけど、旦那様の通勤負担が大きすぎる
- 今の年収なら買えなくはないけど、余裕のある返済とは言いづらい
こういうことって、 黙っていれば契約に近づくかもしれません。
でも、そこで黙るのは、 誠実じゃない。 ただの“都合のいい親切”です。
僕は思うんです。
本当に相手のことを考えるなら、「耳ざわりのいい言葉」より「役に立つ本音」を渡すべきだ。
もちろん言い方は大事です。 突き放すようには言いません。 でも、ちゃんと伝える。
それが、僕の思う 誠心誠意 です。
🧱 誠心誠意は、小さなところに出る
大げさな言葉より、実はこういうところに人柄って出ます。
① 返信の早さ
返事が早いというのは、 ただ仕事が早いんじゃなくて、 「あなたの不安を放置しません」という姿勢 です。
家探し中の1日って、長いんです。 返事待ちの半日って、めちゃくちゃ不安なんです。
だから僕は、 完璧な答えがまだなくても、 まずは「確認しています」と一報入れます。
沈黙は、不安を育てる。 ひと言は、安心を育てる。
② 質問の受け止め方
お客様からすると、 「こんなこと聞いていいのかな?」という質問っていっぱいあります。
- 頭金って本当に必要ですか?
- 夫婦どちらの名義がいいんですか?
- そもそも、今買うべきなんでしょうか?
- 他の会社でも見てるんですけど、大丈夫ですか?
全部、大歓迎です。
家を買う人に“くだらない質問”なんて、一つもない。
ここで面倒くさそうにしたら終わりです。 だって相手は、人生で何度もない大勝負をしてるんだから。
誠心誠意って、 質問の内容をジャッジしないこと でもあると思っています。
③ 契約の“あと”
これ、かなり大事です。
誠心誠意って、 契約を取るまでだけなら、わりと誰でもできます。 問題はそのあとです。
- 引き渡し後に気になるところが出てきた
- 住宅ローン控除の書類がよくわからない
- 住み始めてから不安なことが出てきた
- 近隣のことでちょっと確認したいことがある
このときに、 「もう契約終わったので」 みたいな空気が出るかどうか。
ここで、その人の本質が出ます。
僕は、むしろ引き渡し後からが本当のお付き合いだと思っています。
家は、買って終わりじゃない。暮らし始めてからが本番。 だったら、仲介もそこからが本番です。
☕ たとえるなら、「かかりつけの人」になれるかどうか
僕が目指しているのは、 “すごい営業マン”ではありません。
「困ったとき、あの人に聞こう」 と思ってもらえる存在です。
たとえるなら、 家のことに関する かかりつけ医 みたいなもの。
ちょっと気になることがあったとき、 大げさじゃないけど相談したいことがあるとき、 「まずあの人に聞いてみよう」 と思ってもらえる。
これって、知識だけじゃ無理なんです。 人柄だけでも足りない。 経験だけでもダメ。
誠心誠意の積み重ね があって、やっとそこにたどり着ける。
- ちゃんと聞く
- ちゃんと調べる
- ちゃんと返す
- ちゃんと寄り添う
ただそれだけ。 でも、その“ただそれだけ”が、いちばん難しい。
💬 僕が忘れられない言葉があります
以前、お引き渡しが終わったあとに、 ある奥様からこんなふうに言っていただいたことがあります。
「家が買えたことも嬉しいですけど、何より“ちゃんと考えてくれる人に出会えた”のが安心でした」
……もう、こういう言葉に僕は弱いです。
正直、不動産屋としては 「いい物件を紹介してくれてありがとうございました」 と言われるのももちろん嬉しい。
でもそれ以上に、
「この人は、私たちのことをちゃんと考えてくれた」
そう思ってもらえたことが、 自分の仕事のいちばんのご褒美だと感じます。
家はもちろん大事です。 でも、家選びの過程で感じた安心感って、 その家への満足度にものすごく影響するんです。
不安の中で買った家は、どこかで不安が残る。 安心の中で選んだ家は、住み始めてから愛着が深まる。
だから、僕は「物件」だけじゃなく、 “安心そのもの”を渡したい。
🔥 誠心誠意は、効率が悪い。でも、いちばん強い
ここは、商売としての本音です。
誠心誠意って、 正直、効率はよくありません。
- 一人ひとりに時間がかかる
- 何度も説明する
- 迷っている間も待つ
- 契約にならないこともある
- 引き渡し後も対応する
効率だけ考えたら、 もっとサクサク進めたほうがいいのかもしれません。
でも、僕は思うんです。
効率よく売ることより、ちゃんと信頼されることのほうが、ずっと強い。
なぜなら、 誠心誠意で向き合った仕事って、 すぐに売上になるとは限らないけど、 必ず“信用”として残る からです。
その信用が、 数年後の紹介になったり、 再相談になったり、 「あの人に頼めば大丈夫」という評判になったりする。
つまり、
誠心誠意は、遠回りに見えて、いちばん太い道なんです。
🌱 僕にとっての「誠心誠意」
僕はひとり社長です。 大きな会社のようなブランドも、人数もありません。
だからこそ、最後に頼れるのは、 自分がどれだけ真っすぐに仕事をしてきたか だけです。
- ちゃんと話を聞いたか
- ちゃんと調べたか
- ちゃんと伝えたか
- ちゃんと向き合ったか
- ちゃんと、相手の幸せを考えたか
毎日、毎件、自分に問い直しています。
誠心誠意って、 特別な才能じゃない。 派手な技術でもない。
「この人のために、手を抜かない」 ただ、その覚悟です。
家探しをしているご夫婦にとって、 不動産屋って、人生のほんの一時期しか関わらない存在かもしれません。
でも、その “ほんの一時期” が、 これから20年、30年の暮らしを左右する。
だったら僕は、 その一時期に、全力を尽くしたい。
売るためじゃない。 あなたの人生に、ちゃんと向き合うために。
🤝 最後に。
家を探していると、 物件の比較や価格のことやローンのことばかりに意識が向きがちです。
もちろん、全部大事です。 でも、どうか忘れないでほしいんです。
家選びは、「誰から買うか」「誰と進めるか」で、安心の質がまったく変わる。
もし、あなたがこれから家を探すなら、 物件情報だけじゃなく、 その人がどれだけ誠心誠意向き合ってくれるか も、ぜひ見てほしい。
僕はこれからも、 一組一組のご家族に対して、 大げさじゃなく、でも本気で、 「自分の家族だったらどうするか」 という目線で向き合っていきます。
その積み重ねの先にしか、 本当にいい家選びはないと信じているからです。
🤲 誠心誠意。すごいことをするんじゃない。目の前のあなたに、嘘なく、手を抜かず、まっすぐ向き合う。その当たり前を、最後までやり切ること。それが、僕の仕事です。


